多分最初はただ1つ。「いつか自力で生きよう」そう思った些細なきっかけ。 〜ある漁師の話〜

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こんばんわ みゅージンです。

将来会社を辞めて自立して生きていく宣言をしてからというもの、ここ数日いろんな人にたくさん人を紹介されるようになりました。特に地域おこし協力隊関連の情報を沢山頂いて。ありがたいです。

少しずつ、『会社』という枠にとらわれないそんな環境ができはじめました。嬉しいですね。

そもそも自分のそういう欲求の背景は何なのかと思いました。

今日一日そんなことを考えたら、「あれ?もしかしたら、これかな?」って思うことがあって。

僕が病気するずっと前。

大学入りたての頃ふと考えたことがあります。

将来を考えたら誰でも一度は考えるんじゃないかなって思うこと。

「いま20歳ちょっとだけど、これから先の働くってどんなものなんだろうか」

「大学で学んでるのってお金稼ぐため?いい会社に入るため?なんだろうか」

「仕事って始めたらずーっと同じ会社で昇進するまで続けるの?」

「自由のある仕事ってどんなことなんだろう」

そんな他愛もない疑問。

そんなとき僕はある面白いジョークを知ります。巷ではわりと有名な話。これに感化された人も少なくないんじゃないでしょうか

メキシコのある漁師の話

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メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

価値観はそれぞれだけど漁師になりたい人のほうが多いんじゃないか?

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この話笑っちゃいますよね。そして笑い話だけどこれって真理じゃないですかね?

アメリカ人は頑張って自由気ままな生活を勝ち取ろうとする、「今日の社会の基準」に合わせた報酬と権力をもって。

気ままな生活をおくるために、気ままな生活を送る環境を気ままじゃない環境のもと構築しようとします。

メキシコの漁師はそれが普段だし当たり前だし。人間として気ままな生活を送っています。

違いといえば最終的にアメリカ人はメキシコ人漁師に比べ金銭的に裕福な状態で自由な生活をスタートできるでしょうね。もっとも、「その裕福なもの」が必要な環境にいるかどうかわかりませんが。

私達が働く理由というのは様々ですが、多くは自分の生活を守るためで自分の環境を良くするため。そして自分の子どもたちを守るためだと思います。

そもそもにそこにお金っていう社会的な価値と習慣があるからそれに縛られてるわけで。

本当だったら、自由気ままに自分と家族が生きるためだけの衣食住をカバーできれば良いはずなんですよね。そこから先はもっと欲しいもっともっと欲しいっていう限りない欲望だけなんじゃないかと思います。

もちろんお金が悪だとは思いません。実際に僕だってお金に頼るところはかなり多いです。でも必要なお金ってそんな貯めこまなきゃいけないものですか?

「ああ、きっと本来生きるってこういうことなんだよな。自分にもできるかな。」

その後も僕の中ではいろいろ思うことがあり、大学〜大学院と過ごし、修了後の社会生活を送る中で、自分の中の何かが溢れでて、病気を発端に、爆発したって感じですかね。

何言ってるか上手くまとまらないけどそんな感じです。

自分の生き方をたまに見直すとはっとする時があります。

それがお伽話でもジョークでも友達からの何気ない一言でも。

あなたは今の生活や夢、どうしてそれを選んだんですか?今いる環境はアメリカ人、メキシコ人、どちらの方に近いですか?

みゅージンでした。

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